甲府市介護保険をよくする会による、介護保険の充実を求める要請書提出に参加しました。
同会は、介護保険利用者とその家族、介護事業所のみなさんが、安心して暮らし続けられるまちづくりをめざして活動している団体です。
要請では
「年金生活者にとっては年間数万円の負担が重い」
「家庭の経済状況を知られたくないと思う人は多い。申請に抵抗を感じさせるような書類添付はさせないでほしい」
「介護事業所に就職希望者がこなくなった。待遇改善を図ってほしい」
「特別養護老人ホームの多床室への入所希望は多い。市としても整備に努力してほしい」
など、切実な声が上がりました。
当事者のみなさんの声はどれも胸に迫る、説得力のあるものでした。
みなさんの思いをいかせるようにがんばります。
- - - - - - - - - - 要請項目は以下の通りです - - - - - - - - - -
1.介護予防・日常生活支援総合事業の開始後も、要支援者に対して必要な専門的なサービスを保障してください。
2.特別養護老人ホーム入所については、要介護3以下でも必要に応じて認めてください。
3.入所待機者急増に見合う規模で、特別養護老人ホームをはじめとする施設の整備を進めてください。
4.補足給付の申請の際の資産調査を簡素化し、申請書のみで受けつけてください。
5.介護保険料、利用料などの費用負担を減らしてください、低所得者の負担軽減策を広げてください。介護を必要とする人が「お金がなくて介護を受けられない」という事態が起こらないようにしてください。
6.通所サービス利用者食費負担額助成事業を継続させてください。
7.介護職員の離職率を減らすため、介護報酬を引き上げるよう、国に意見をあげてください。介護職員の賃金を保障できるように市としても対策をとってください。
以上
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